星平会海資料【20】戊と他の干関係

■古典的解釈も紹介します

 

 

【戊ー甲】相手からきつく尅されます

偏官

禿山弧木

(ハゲヤマコボク)

 陽干同士の剋は
よく対抗し
発展する

山の岩石が大樹によって無理やり開墾させられている状態。

甲木にきつく剋される。

自分の考えがしっかりしており

納得しない限り簡単には屈服しない頑固さ。

 

 

 


 

【戊ー乙】相手から気持ちよく尅されます

正官

鮮花名瓶

(センカメイビン)

戊は乙に剋されても

大して弱まらない

山の岩肌に草花が生えて、山に霊を与えている状態。

もしくは、戊が花瓶に変化して、

乙の花を美しく活けるている様子。

相手から気持ちよく剋されている状態なので、

組織運営には重宝する。

 

 

 


 

【戊ー丙】相手から恵があります

偏印

日出東山

(ニッシュツトウザン)

戊は丙から生じられるが、

ますます燥土となる

山の上に太陽が登って、朝日が煌々と輝いている状態。

丙は、日干より上(月上か年上)にあるのが良いので、

この「日出東山」は、とても美しい姿。

印の知の恵みが、絶え間なく注がれる。

 

 

 


 

【戊ー丁】相手を保護し慈しむ強さがあります

印綬

有火有炉

(ユウカユウロ)

戊は丁から生じられないが

丁の火力を調整する

戊が暖炉の炉に変化し、丁火を調節している。

丁が戊を生じるというよりも、

戊が丁を保護し慈しむような状態。

自己中心的な印綬の悪い癖が、

上手にカバーされている。

 

 

 


 

【戊ー戊】勢いは強いが頑固です

比肩

伏吟峻山

(フクギンシュンザン)

戊は戊によって力を得る

山と山が並んで山脈を形成してるが、

お互い助け合うことはできない。

勢いが強くて堂々としているが、

他人の助けを一切受けない、

独立独歩の人生。

 

 

 


 

【戊ー己】相手に奉仕するが自分にはメリットがない

劫財

類似奉公

(ルイジホウコウ)

己は戊を助けることはできない

山の土が畑に取られる状態。

相手に奉仕するが自分にはあまりメリットがない。

経済感覚があまりなく、人に頼られると、

自分の懐具合など考えずに施しをしてしまう。

 

 

 


 

【戊ー庚】相手に奉仕するがやり方が強引

食神

土多埋金

(ドタマイキン)

戊は燥土なので

庚を生じることはできない

山の岩石から金属、鉱物が掘り起こされる。

相手に奉仕するがやり方は強引。

人より優れた表現力で名声求めていく。

 

 

 


 

【戊ー辛】相手に対し細かい配慮ができる繊細さ

傷官

朝陽格

(チョウヨウカク)

戊は燥土なので辛を

生じることはできない

山の岩石から宝石が掘り出される。

戊の地支に水を含む場合(戊子)、

良い宝石が生まれるといわれ、貴命となる。

鋭い才能と細かさで、相手にかかわっていく能力。

 

 

 


 

【戊ー壬】相手を強烈に尅す強さと頑固さ

偏財

山明水秀

(サンメイスイシュウ)

 陽干同士の剋は

よく対抗し、発展する

山が川の水をせき止めて、美しい湖を形成している。

頑固な財。

水が強すぎたり、戊土に根がないと

水の流れをせき止める力が足りず

土砂崩れを起こして、剋しきれない。

 

 

 


 

【戊ー癸】相手を尅すがやり方が強烈ではない

正財

天乙会合

(テンオツカイゴウ)

干合しお互い引き合う。

五行の火を生む。

山に絶え間なく恵みの雨が降っている。

癸を剋すことは誰にも出来ない。

非常に穏やかな財で、

両方にメリットがあるやり方を心得ている。

戊土は乾いた土なので、癸の恵みを非常に喜ぶ。