星平会海資料【21】己と他の干関係

■古典的解釈も紹介します

 

【己-甲】相手からきつく尅されます

正官

壌土培花

(ジョウドバイカ)

 干合しお互い引き合う。

五行の土を生む。

田畑の土が、大木を育てすくすくと上に伸びている状態。

己土は湿った土なので、植物がよく育ち、

相手から気持ちよく剋される。

しかし冬生まれの場合は、土が凍ってしまい、

病気がちな人も多い。

 

 

 


 

【己-乙】相手から気持ちよく尅されます

偏官

壌土培花

(ジョウドバイカ)

陰干同士の剋は傷つけ合う

土が草花を育てている状態。

相手から優しく無理なく剋されて、

偏官のワンマンで我がままな面があまり出ない。

己が植木鉢の働きをすることがあり、

乙が己よりも強く、下(左側)にあるとよい関係。

 

 

 


【己-丙】相手から気持ちの良い恵があります

印綬

大地普照

(ダイチフショウ)

己は丙によく生じられ
己の土質が向上する

田園の広大なる大地に、太陽が照っている状態。

丙は、日干より上(月上か年上)にあるのが良いので、

太陽の恵みを存分に受けられる。

人懐っこく、話題も豊富で楽しい。

夏生まれは土が乾く。

 

 

 


 

【己-丁】相手を保護し慈しむ愛情があります

偏印有火有炉
(仮)
(カリノユウカユウロ)
己は丁の気を吸い取る
が強まることは少ない

仮の炉が、丁火を調整している状態。

己の愛情で、相手を保護し慈しむこともできるが、

丁が燃えて土を助ける事も出来るので、

己土の力が強まり、アイディアが豊富で多趣味。

 

 

 


 

【己-戊】相手から支援されますが無駄になる

劫財

硬軟相配

(コウナンソウハイ)

戊は己をとてもよく助ける

山の土を分け与えてもらえる状態。

他人の支援を得られるが、無駄が多い。

仲間等から助けてもらいながら、

独立していく事が出来る。

 

 

 


 

【己-己】感情的に動きすぎる

比肩

伏吟軟弱

(フクギンナンジャク)

己は己を助けることができない

どこまでも田園の土ばかりの状態で、

独立心は強いが感情的な人物。

己の性質が極端になりやすく、

行動の動機がすべて感情的で、

内面に不満や自己欺瞞を作りやすい。

 

 

 


 

【己-庚】相手に奉仕するがやり方が強引

傷官

刑格

(ケイカク)

己は湿土なので
庚をよく生じることができる

柔らかい土から金属が生まれる。

己の愛情で一生懸命社会や組織に奉仕したがる。

感が鋭く感性も豊かだが、無駄も多い。

 

 

 


 

【己-辛】相手の良さをダメにする干渉の仕方

食神

汚玉

(オギョク)

己は湿土なので
辛をよく生じることができる

※決して悪い組み合わせではない

己の泥が、辛の宝石を汚している。

相手をだめにする奉仕の仕方。

相手に損害を与える。

欲にボケたり、見栄にとらわれたりする。 

 

 

 


 

【己-壬】相手に損害を与え自分も被害をこうむる

正財

己土濁壬

(キドダクジン)

己は壬を剋すことがで
きないが、悪関係ではない

田園の土が川の水を汚している状態。

己と壬は横に並ぶのを極端に嫌う。

他人からは分かりにくい性格の欠点がある。

己は、その人の生まれ育った環境が大きく人生に影響を及ぼす。

 

 

 


 

【己-癸】相手を尅すが喜ばれるやり方

偏財

地刑玄武

(チケイゲンブ)

 陰干同士の剋は傷つけ合う

田園に絶え間なく恵みの雨が降り注いでいる。

土が水を剋する並びだが、

干関係は、癸の雨が大地に降り注いでいる形なので、

相手に上手に合わせながら、

相手の良さを引き出す能力がある。