七曜陵逼

七曜陵逼(しちようりょうひつ)

七曜陵逼の期間は、吉凶が逆転し、六害宿の凶意を被る。

 

七曜とは曜日のことです。

旧暦の曜日に注目します。

下表の期間は七曜陵逼期間として警戒されていました。

特にこの期間中の六害宿日は要注意となります。

逆に、暗黒の一週間は吉凶逆転し吉の一週間となります。

 

旧暦 七曜陵逼の期間
1月1日 土曜日の場合 1日~16日 日曜日の場合 17日~30日
2月1日 月曜日の場合 1日~14日 火曜日の場合 15日~30日
3月1日 水曜日の場合 1日~12日 木曜日の場合 13日~30日
4月1日 金曜日の場合 1日~10日 土曜日の場合 11日~30日
5月1日 日曜日の場合 1日~8日 月曜日の場合 9日~30日
6月1日 火曜日の場合 1日~6日 水曜日の場合 7日~30日
7月1日 金曜日の場合 1日~3日 土曜日の場合 4日~30日
8月1日 火曜日の場合 1日~27日
9月1日 木曜日の場合 1日~25日 金曜日の場合 26日~30日
10月1日 土曜日の場合 1日~23日 日曜日の場合 24日~30日
11月1日 火曜日の場合 1日~20日 水曜日の場合 21日~30日
12月1日 木曜日の場合 1日~18日 金曜日の場合 19日~30日

 

 

 

 

旧暦の『5月5日』の曜日

この七曜陵逼期間以外にも、旧暦の5月5日が以下の曜日に当たると、
その年は次のような特別な事が起きるとされていました。

 

①日曜日:豊年、安定したおだやかな一年、ただし、日蝕、月蝕が起こると干ばつになる。

 

②月曜日:季候不順、農作物に被害。日蝕、月蝕、地震が起きると疫病がはやる。

 

③火曜日:世情不安、対立抗争の年、日蝕、月蝕が起こると、さらに世情が混乱し不安が増長される。

 

④水曜日:気候不順、特に水害の被害が多い。日蝕、月蝕、地震が起こると農作物に被害がある。

 

⑤木曜日:豊年、安定した年、日蝕、月蝕、地震が起こると地位の高い人に災厄がある。

 

⑥金曜日:世情不安、不慮の事件が続発、日蝕、月蝕、地震が起こると土地が荒廃する。

 

⑧土曜日:土木、治水工事の活発な年、日蝕、月蝕、地震が起こると民衆の心に動揺が生まれる。