五行の病気

●五行の身体部位と病

肝臓、胆のう、すい臓、神経、脳、眼、筋、頭部、糖尿、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、自律神経、アレルギーの類、首から上の病、肝臓がん、肝臓病、アルツハイマー、

 

 

 

心臓、くちびる、血脈、気血、胸部、微量利尿ホルモン、唾液腺ホルモン、循環器系、血圧、眼、
脳の血管の病、高血圧、火傷、火による難、

 

 

 

胃、鼻、皮膚、舌、脂肪、乳房、脾臓、腹部、消化器、母乳、胃潰瘍、胃がん、癌全般、ポリープ、腫れ物、足の病気、土による難、

 

 

 

 金 

肺、大腸、骨、歯、咽喉、胸部、腰、足、がん、ポリープ、胸腺ホルモン、ヘルニア、結石、皮膚の病、耳、三半規管、刃物や金属による難、

 

 

 

腎臓、生殖器、婦人科系、耳、毛髪、眼、骨、血液、骨髄、男性ホルモン=壬女性ホルモン=癸、副腎皮質ホルモン、糖尿病、血液の病気、白血病、腎臓の病、透析、泌尿器系、すい臓、子宮の病、生殖器の病、乳がん、性病、急性アルコール中毒、夜尿症、冷え症、水による難、

 

 

 

 

●五行と感覚器官

・木は、視覚
・火は、触覚
・土は、味覚
・金は、嗅覚
・水は、聴覚

 

 

 

 

●調和の欠ける五行の部位に発病しやすい。

・命式中の五行が平均していれば、病気になることが少ないか、または軽い。
・一つの五行が目立って多い時は、その五行の病とその五行が剋する病にかかる。
・不足する五行や弱い五行があるときは、その五行の病となる。
・病気は十中八九、剋されて発病の原因を作る。
・病気はすべて、命式中の五行バランスが崩れた時に発生する。
・人は、バランスを欠く五行の部位が痛めつけられるような生活をしやすい。

 

 

 

 

●病気の部位のみかた

・日干の五行の身体部位
・弱すぎる五行の身体部位
・強すぎる五行の身体部位
・強すぎる五行が剋す五行の身体部位
※日干が弱く、印星があまりにも強い場合は病弱の人が多い。
その印星から刻される五行の部位も病原となりやすい。

 

 

 

 

 

 

●木剋土=胃・脾

・木が、強い土を剋す時・・・胃潰瘍、胃がん、慢性胃痛、胃拡張、黄だん、神経性消化不良、
食道が細い、食事がまずい、口内炎、消化不良

・強い木が、土を剋す時・・・急性胃炎、胃下垂、化膿性胃炎、神経性胃炎

※脾臓の病気の人は、温気を嫌う

 

 

 

 

●土剋水=腎臓

・土が、強い水を剋す時・・・膀胱炎、腎盂炎、腎臓嚢腫、腎臓結石、腎臓腫瘍

・強い土が、水を剋す時・・・腎炎、尿蛋白、血圧亢進症、糖尿病、尿毒症、かぜ、つんぼ、腸チフス、歯痛、神経痛、下痢

※腎臓系の病気は、思慮を欠きやすく、不安感が強くなり、乾燥するのを嫌う。

 

 

 

 

●水剋火=心臓

・水が、強い火を剋す時・・・便秘症、コレラ、寄生虫、粘液疝痛、動脈硬化、心臓神経痛

・強い水が、火を剋す時・・・心臓破裂、すい臓嚢腫、急性腹膜炎、過労神経痛、脳溢血、神経過敏症、肩痛、淋病、脳神経の病気、胃

※心臓系の病気は熱を嫌い、夏の暑さを最も忌むところとなる。

 

 

 

 

●火剋金=肺

・火が、強い金を剋す時・・・慢性胃カタル、腸結核、腸管ガン

・強い火が、金を剋す時・・・急性腸炎、神経性腸炎、下痢。腸閉塞、痔、盲腸、高血圧症、腫れもの、皮膚の脂肪が少ない、急性肺炎

※肺系の病気は寒さを嫌う。

 

 

 

 

●金剋木=肝臓

・金が、強い木を剋す時・・・肝臓病、肝臓血管症、胆石、肝硬変、胆嚢病

・強い金が、木を剋す時・・・黄だん、肝臓萎縮、胆汁性肝硬変、脚気、打撲、眼病、頭痛

※肝臓系の病気は風を嫌う