春は、陰陽五行でいえば
『木』の季節になります。
『木』は、肝と胆に関連があります。
肝が弱ってくると、表と裏の関係にある胆も病んできます。
『木』は、精神・情緒に影響を与え、
感情では『怒り』を表します。
春は5月病などと名前が付けられるほど、
精神が不安定になる人が多くなりますが、
特に自律神経のバランスが崩れやすくなります。
やる気が起きなかったり、鬱っぽくなったり、
イライラする、夜眠れない、気持ちのコントロールができないなど、
症状が自覚できるのなら、
『肝』の働きをよくする生活を意識することで
自ら改善させていくことができます。
食べ物であれば、『酸味』。
渋味も含まれますが、
レモン、いちご、梅、酢の物、トマト、ヨーグルトなどがあげられます。
これらを取り入れることによって、
憂鬱、イライラ、怒り、悪夢などの症状改善に役立ちます。
ただし、過剰に撮りすぎると、
『木剋土』となり、消化器である胃を傷めますので、
適宜、ということも忘れてはいけません。
食べ物で何かを補おうとする場合、
何よりも重要なのは、
【おいしくいただく】
ということです。
また、目と肝臓には関連がありますので、
目が疲れることはしない。
『木』の字のごとく、
樹木などに触れることも、精神・情緒には
とても良い影響を与えます。
樹木のある所に出かけるのが難しい人は、
そういった画像や写真や絵画なども良いとされています。
当然色彩は【みどり】となります。
音楽では、【メロディー】を意識して、
気に入ったメロディーのものを聴くと良いですよ。
生まれ日では、
五行のバランスで、『木』が、
強すぎる人、
弱すぎる人、
『木』を剋す『金』が強すぎる人、
などが、要注意となります。