宿曜経という、月の動きに注目した占いがありますが、
主に人間関係を見るときに、大いに役立ちます。
そして、相性といっても宿曜経の場合は、
魂の相性という言い方をしており、
なんとなく・・・気が合う、気が合わない
といった無意識とか、潜在意識のレベルの相性です。
なんかあの人の言い方腹立つなー、と思っても、
もう一人の人は全く響かないで笑っている、
そんな場合、その三人の生年月日を調べてみると、
「あの人」との関係が、
片方は「安壊」の関係で
もう一方の人は「栄親」の関係であったりすることが
非常に多くあります。
親子や夫婦、なんらかのグループ、職場などの小さな集団で、
付き合いが長くなればなるほど実感するようになるので、
特に、「安壊」の関係などは、
上手に付き合うために、距離の取り方などを工夫する必要があります。
宿曜経の場合は、魂レベルの相性なので、
意識して努力しても、どうにかなるものではありません。
その関係性には、
①栄親(えいしん)の関係
ともに栄え親しむ関係。最も相性が良い。
②友衰(ゆうすい)の関係
友達や恋人同士のように一緒にいて楽しい関係。
③安壊(あんかい)の関係
安にあたる方が壊にあたる方を壊す関係。最も要注意の関係。
④危成(きせい)の関係
気は合わないが、意外性を楽しめれば成功する関係。
⑤業胎(ぎょうたい)の関係
魂レベルでは同じグループに属し、前世から縁のある相手。
⑥命同士(めい)の関係
同じ星同士なので、似通っていて、やはり前世から縁のある相手。
宿曜経は、四柱推命や占星術と違って、
見方は簡単なので、
自分の身の回りの人の宿星を調べておくと、
「なんとなく・・・」だったものが、
腑に落ちるようになりますよ。