禅のおしえ

思考に気をつけなさい

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから、行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから、習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから、性格に気をつけなさい、それはいつか運命にな...
禅のおしえ

過去や未来の時間

時間というものは存在しないということを、最近時々耳にします。それは、すでにお釈迦様が明らかにしていたようで、禅では、「いま、ここ」のみに生きることを教えています。過去や未来は、その人の頭の中、記憶や思考に存在しているだけで、あるのは、一瞬に...
禅のおしえ

三途の川を渡れたか?

今日、父の四十九日の法要を、最近の私の遊び場であった、袖ケ浦の真光寺にて行いました。仏教では、生から死への区切りをつける段階を7日ごとにもうけており、その7回目の区切りが四十九日。ようやく故人が三途の川を渡ることができるのだそうです。三途の...
禅のおしえ

両忘

【両忘】両忘(りょうぼう)とは、全ての二元対立的な考え方を忘れ去るということだそうです。正邪、善悪、表裏、高低、天地、明暗、生死、苦楽、など、よくよく考えてみたら、すべては、ひとつであって、切り離すとか、比べるとか、選ぶとかできないわけです...
禅のおしえ

宮崎奕保【若き仏たちへ】

永平寺の貫首をおつとめされていた『宮崎奕保(みやざきえきほ)』さんが書かれた【若き仏たちへ】という本があります。その本を開くと冒頭に「序章:禅は語るにあらず」という一行が出てきます。私は去年、この本を手にし、この一行目を読んだときに、脳天を...