タイヤがパンクしていた五七日

禅のおしえ

昨日、19日の金曜日は、父が没して5週目になります。

仏教では、この日を『五七日(ごなぬか)』とし、

故人がともに修行する『地蔵菩薩様』に祈るのだそうです。

地蔵菩薩は、人との出会い、関わり、付き合い、

恩恵などを見守ってくれる菩薩様のようで、

今、このブログを書きながら、真光寺からいただいた仏教徒経典を読んで知りました。

実は、今朝、車の右後部のタイヤがパンクしていた!のです。

昨日、朝でかけるときに車を走らせたら、

どうも、速度40キロ近くになると、カタカタ音がして、

なんだか怖いので、いったん家に戻り、

ダンナに変な音がして怖いから、車貸してくれといったら、

大丈夫だよ、まだ、車検したばっかりだし、

というので、いやいや、だいじょうぶな音じゃねーよ!

と言っても、大丈夫の一点張りで、ダンナの車貸したがらないので、

仕方ねーなー、と思い、そのまま出かけた。

で、今日、三菱の車屋さんが見に来てくれることになって、

今朝、「じゃ、おあずかりします」と、三菱さんが車を動かしたとたん、

パンクしていることに気づいた、のです。

すっかり後ろのタイヤがぺシャッと空気抜けてました。

お~~~~っっ!!!マジか!!!

昨日は普通に走って帰ってきたぞ、

おとといは、高速バンバン走って八千代市まで行ってきたぞ、

もしその時パンクされていたら・・・、

おやじの四十九日をする前に、私もオシャカになっていた。

父が亡くなってから、どうも守られている・・・感を感じることが多くなった、

というよりも、そう関連付けたくなっているといったほうが、

私の脳みそ的にはしっくりくるのですが、

おとといの、18日、八千代市に父の謄本をとりにいきがてら、

父が書道教室の拠点とした習志野に寄り道して、

父の古くからの知り合いの家をたずねておりました。

その方は、父よりも6歳も年上です。

この寄り道と、タイヤのパンクと、五七日と地蔵菩薩とを、

関連づけたくなった次第です。

 

 

【以下、真光寺仏教徒経典より】

いつでも私たちと共にあり、

お助け下さるお地蔵様のお力により、

次の世によい出会いがあり、その前途にさいわいあれと祈ります。

私たちは、故人が生前お付き合いいただいた方や、

お世話になった方々の恩徳を思い、

故人にかわり、その恩徳に報いんと、

努力することを近います。

私の心が平安で、故人の安らかな旅立ちを助けることができますよう祈ります。

いつでも、私たちとともにあり、お助け下さるお地蔵様のお力により、

次の世に良い出会いがあり、その前途に幸いあれと祈ると言います。

【ここまで】

以前は、こういうのは、単なる商売っ気たっぷりの儀式だ、

ぐらいにしか思っていなかったですが、

最近、本当によくできているな・・・、と思います。

 

受け入れたほうが、自力の根が伸びる気がしています。