昨日は、早朝から施設に呼び出され、
父の状態がかんばしくないので、落ち着いてお越しくださいと言われました。
そういわれると、かえって落ち着かないのだなと感じつつ、
父をそばで見守ることができる喜びのような内なる感傷にも出会いました。
高齢者の80%以上が、肺炎、誤嚥性肺炎がもとで亡くなると聞いているます。
父もそれを繰り返しているので、長くはないだろうと思います。
お釈迦様の教えに、
「命は縁による」
というのがあるようです。
縁によって、太古の昔から受け継がれてきた命、
生きるということは、何かが死ぬということで、
時の流れとともに、生き死には同時に行われている、
死なくしては、生はないといいます。
「命は縁による」
だれもが初めにいただく親との縁を、
自分なりにかみしめていきたいと思います。