占いの相談でよく聞かれることの一つに、
風水に関するアドバイスがあります。
私はこれまでは、奇門遁甲という方位と時間の術を合わせて、
八宅風水という、生まれ年を基準にする方法でアドバイスしていましたが、
今回、「談氏三元玄空地理」という流派にたまたまご縁があり、
本格的に勉強しました。
東洋も西洋も、どの占法においても、流派は無数にあり、
その流派の違いによって判断は真逆になることも多々あります。
占い師がどの流派を選ぶかも、
悩みを抱える人がどの占い師に相談するかも、
禅の観点から考えれば、ご縁ですね。
風水の判断方法は、主に二つの要素を必要とします。
一つは、土地の形、山や川、現代ではビルや道路になりますが、
その土地の形状を見ることと、
もう一つは、目に見えない土地の気、家の向きや入居年月日という時間を見ることです。
この二つの要素を合わせて判断していきますが、
もっとも注意を払わなければならないのは、
人が出入りする玄関と、寝起きする寝室、そして台所です。
もしこの三か所のどこかが悪ければ、
「木火土金水」の五行でバランスを整えていきます。
高い風水グッズなど必要ありません。