昨日の夜8時ごろ夫が、
「今すごくきれいな星が光ってるけどあれは金星かなー」というので、
木星だと答えました。
金星は、太陽から48度以上離れることはないので、
夜の8時ではもう裏側にいっています。
10月の終盤から冬至にかけて、
日に日に日が沈むのが早くなる時期なのでで、
日照時間が短くなると何となく憂鬱になるという人がいますが、
夜空を眺める時間がそれだけ増えるので、
ぜひ、惑星の観察などしてみてください。
この図は、今日の午後6時の、私の居住地(千葉県木更津市)に合わせた図です。
太陽と水星はもう地球の裏側に行っていますが、
金星がまだ8ハウスにあり、水平線の上にしっかり残っています。
もし夜空が晴れていたら宵の明星がきれいにみられるのですが、
iPhoneの天気アプリだと、残念ながら曇り~雨マークがついています。
この時間、木星と土星は、10ハウスの高い位置にあります。
よく光っているのが木星、その横で鈍い光を発しているのが土星です。
この二つの天体は運行速度がおそいので、
しばらくは、楽しめます。
しかし金星は、太陽よりも速度は速いので、
宵の光を届けてくれている今がチャンスです。
おすすめなのは、月と金星が同時にみられる日が近々くることで、
11月8日(月)、月と金星が重なって西の空に現れます。
ぴったりと重なるのは、午後4時ごろなので、
まだ肉眼では見えないかもしれませんが、
暗くなるのがどんどん早くなるこの時期だからこそ
楽しめることなのかもれません。
ちなみに、占星術的観点からみれば、
金星は射手のサインから山羊のサインに移動し、
木星や土星は、水瓶のサインにあります。
金星はコミュニケーション、
木星は増やす、
土星は減らす、です。
ご自分の出生図とアスペクトを作る方は、
作用を楽しむとよいですよ。
たとえば断捨離などは、
土星の力を借りるととてもはかどります。