禅のおしえ

禅のおしえ

占いから諸行無我へ

外に自分を救ってくれるものを想定するのがよくある宗教の考えですが、禅では、外に救済者を作りません。あくまでも、自分を救うのは自分自身しかいない、なので、己と常に向き合い、与えられた自分の道を見つけ、そこでただひたすら努力する、そんな暮らしが...
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自分と全体

占いの中に、禅の思想をどのように組み込んでいくか、なかなか道筋が見えてこなかったのですが、お寺の聖典講読の会で、今の教材にしている『原始仏典をよむ(奈良康明)』のおかげで、日本での宗派が分かれる以前の、釈尊がもともと伝えたかったことなどを、...
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思い込み

悩みの根本原因は、自分の思い込みからはじまる、自分の思い通りにならない現象に対する自己中心の考えあります。そこに心底気づくことができれば、悩みの解決策は、外ではなく内にあることが理解できます。じゃあ、どうやってそれ(それぞれの思い込み)に気...
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あったかそうな雲南地湧金蓮

去年の4月に雲南地湧金蓮『ウンナンチユウキンレン』の花の話をしましたが、この冬を越すために、藁の『コモ』にくるまれていました。なんとも、あったかそうです。3本あるうちの一つが、かなり傾いていますが、そのままの姿で藁にくるまれていました。よく...
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非想非非想処

26日水曜日、真光寺の聖典講読の会に行ってきました。今テーマにしている『原始仏典をよむ』も、もう第五章が終わってしまいました。第五章は「悪魔のささやき」というタイトルです。この悪魔のささやきの悪魔というのは、お釈迦様の内なる煩悩の声としてお...