悪い生まれ

占い

先日、凶の生まれと判断されがちな、

強い傷官(鋭さ)が、

せっかくうまく律していた正官(組織)を傷つけ、

職場でもめ事を起こしてしまう、

という癖を持つリピーターの方の相談をうけました。

 

 

こういった配置を持つ方は、実際、

もう、こんな会社やめてやる、とか、

直属の上司からクビを宣告された、

などの波が時々やってきます。

 

 

そして、勢いで仕事を辞めてしまって

転職を繰り返すパターンが多くなりますが、

 

 

そんなとき、星の配置を知っていると、

自分の生まれを呪いたくなってしまうほど、

自分も周りも、責めてしまうことがあります。

 

 

 

じゃあ、どうすればいいのか?

簡単な解決方法があるのなら教えてほしいと、

誰だって思いますが、

 

 

残念ながら、そんなものはありません。

 

 

時間をかけて、少しずつ、

自分が反省点と思う部分を改善していくのが何よりです。

 

 

風水では、土地の血管のような役割をする要素を

『龍脈』といいますが、

 

 

この龍脈は、まっすぐストレートに走っているより、

ゆるやかに曲がりくねっているほうが

豊かな気を運ぶと言われています。

 

 

何事もうまくいくストレートな人生より、

あっちぶつかり、こっちぶつかり、

曲がりくねったほうが、ある意味豊かな人生と言えるでしょう。

 

ただ、その曲りカーブがキツイ場合があるので、

ゆるやかにしていく作業を

すこしずつやっていけばいいのかなと思います。

 

 

 

今は、誰でも簡単に、

自分の命式(四柱推命)やチャート図(占星術)を調べることができます。

その判断方法も、ネットにたくさん載っているので、

自分なりに、自分の運勢や特徴をみて、一喜一憂してしまうことがあります。

 

 

ここで問題なのは、自分の生まれは、

「悪い生まれ」

「凶」

「いいところが一つもない」

こんな情報しか得られない人の心情です。

 

特に四柱推命などは、

吉凶をきっぱり言い切る特徴が一つのウリで、

人は、悪いことに気をとられがちなので、

「凶」の側面だけが書かれていたり、

自分でそればっかり拾ってしまったりしがちです。

 

つまづいてしまったら、

ご相談ください。